訪れる 近隣周辺観光地情報

京都ハンディクラフトセンターの周りを楽しんでみる!

2022/02/26

京都ハンディクラフトセンターの目の前にはコチラ。武道センター。

この武道センターの南側には国の重要指定文化財にもなっている武徳殿もあります。

東京の講道館と並ぶ武道の中心的存在で、今でも年に一度、世界各地より剣士が集まる演武大会も行われており、この岡崎の地が武道のメッカであることもよく分かります。

さらに、当店の北側に回っていただきますと聖護院門跡が見えます。写真は雪の聖護院門跡です。

聖護院門跡は平安中期より存在している大変由緒のある修験道の寺院。

後白河天皇の皇子、静恵法親王が宮門跡として入寺されたことをきっかけに皇室とゆかりの深い門跡寺院としても知られるようになりました。

今上陛下が学習院高等科時代に訪れられた際に植樹されたご縁による梅の木も・・・

また、京都ハンディクラフトセンターの正面玄関を出て右(西方面)に向かって3~4分ほど歩いていただきますと熊野神社が見えてまいります。

明治時代の頃までは、このあたりから鴨川にかけて「聖護院の森」が広がっていたそうです。特に紅葉の美しさが錦の織物のように素晴らしかったことから「錦林」と呼ばれていたとのこと。このあたりでは、錦林は地名としても残されています。

熊野神社は聖護院の森の鎮守として祀られ、京の熊野三山のひとつとして崇敬されていたという歴史があります。

現在の本殿は下鴨神社より移築されたものだそうですよ。

そして、京都ハンディクラフトセンターから南へ10分ほど歩を進めますと、かの有名な平安神宮がございます。写真は当社レストランの一角より見える平安神宮の鳥居です。

平安京を創始された桓武天皇と平安京最後の孝明天皇をお祭りしている平安神宮。明治28年の内国勧業博覧会開催を記念して創建されたという比較的新しい神宮ではありますが、平安京そのものを模して造られているところも興味深いですね。

京都ハンディクラフトセンターがある岡崎エリアは、豊かな森が広がる風光明媚な別荘地でした。幕末以降は、近代化の波の中で新たな芸術や文化、武道や科学技術が発展し続け、今に至ります。

岡崎エリアの歴史を紐解くと、また新しい京都を発見できるかもしれません。

京都にお越しの際には是非、岡崎エリアの魅力を発掘してみてください!

archives

tags

Reservations